HOME > プラモデルかじる 天空の城ラピュタ フラップター

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久しぶりにプラモデル制作です。前回はコナンのファルコでした。それから数ヶ月ぶりです。

天空の城ラピュタの思い出。

同い年くらいのパズーに共感。

天空の城ラピュタは子供が大好きなアニメで、ちょうど私が小学生の同じ頃に感動したアニメでした。映画館で見たのではなく、テレビを録画してたんだと思います。当時は新し物好きの父親がシャープのサラウンドテレビを買ってきた直後で、テレビの左右についている羽を広げてそこから鳴るラピュタの美しい音楽に感動していました。ドラマの展開など先がわかったら飽きる性格だったのに、ラピュタだけは何回も繰り返しみてました。こんなに繰り返しみたアニメはこれくらいです。当時、同じ年頃のパズーにとても共感してました。自分の子供と同じ感動を同じ年代で受けてるこの宮崎駿入魂のラピュタは不動の名作だなーと感服します。

フラップターは好きなメカです。

フラップターという名前はプラモデルで知りました。アニメでは自由自在に空を駆け巡り、子供の頃は憧れの乗り物でした。プラモデル制作例では本体色が黄色に近い記憶では色はこげ茶だと思ってたのですが、制作例は黄土色(古い?)っぽい色で違和感が。羽は透明で大きいしなんかイメージと違ってたので場所も取りそうだし、作りたいなーと思ってはいましたが購入するまでには至りませんでした。

30代から40代。プラモデル制作がブームのニュースが。

もともとプラモデルを制作するのは子供の頃の遊びだったのですが、当時はガンプラでした。なかなか入ってこない地元の小さな模型店に通いつめるとそこにはグフが。まだアニメでは敵キャラにグフが登場してなくてどんなキャラか分からなかったのですが、入荷したらすぐに完売してしまう時代でしたので、何かわからなくても購入してました。後で登場したグフのザクを超越した強さに感動したのをすごく鮮明に覚えています。最近のテレビのニュースで30代から40代に洗車やガンプラ、艦船模型がブームと放送されてましたがやっぱりなーと共感してしまいます。


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製作。2014.4

Titan1の調べごとの合間に。

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1、仮組みです。

とりあえず仮に組んでいきます。

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2、仮組み完成

仮組み完成です。

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3、接着して乾燥です。

今回は洗車模型の教科書の制作方法を試してみます。

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4、溶きパテ流し込み

隙間を溶きパテで流し込みます。

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5、組み合わせにこちらも溶きパテ

隙間が結構空いてます。こちらにも溶きパテ

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6、フラップターも溶きパテ

余分な拭き取りに前から試したかった写真のフィニッシュマスターを使用。

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7、前もって足に穴空けてます。

いつも塗装で落としてしまいますので、今回は事前に穴を空けました。

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8、いきなりホワイトサーフェイサー1000です。

バリ等をルーターで一掃した後、中性洗剤で洗って乾燥。その後ホワイトサーフェイサーです。

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9、1回目のホワイトサーフェイサー

何回か塗装と乾燥を繰り返します。

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10、サーフェイサー3回ほど

念入りに仕上げています。この手間が塗装の仕上がりに大きく影響します。

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11、3Dスキャン

今回は使用しませんが、改造用の足や手をパテではなくZBrushで作ってみようと元素材の為にスキャン。

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12、艦艇色をバッと塗装

下地の為に艦艇色を。本当はマニュアルによるとブラックサーフェイサーに赤色混ぜて使用するみたいですが。無かったので。

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13、ケープスーパーハード

モデラー御用達というケープスーパーハード。これを塗装した上に塗装すると、上の塗装がいい感じで剥がれる模様。夜中にドラッグストアへ調達しに行きました。

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14、ケープ後

ケープ吹き付け後、テカテカの様子。

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15、調色に4色

調色しました。金色よりもこげ茶に近い感じが好きなので暗めに。

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16、調色後

いい感じになりました。

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17、塗装開始

ケープ後、乾燥してから上塗りを。

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18、金属っぽい感じに

調色が良かったです。

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19、計器類を塗装

計器類には黒メタを混合して塗装。

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20、ついでに全体を汚し

全体的にスス汚れ等の汚しを。

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21、汚し過ぎたので再塗装

だんだん古びてきたので、少し戻しました。

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いきなり出来上がり

パズーとシータは交互に乾燥させながら一気に塗装しました。ノズルを絞り、マスキングテープもほぼ使わずに塗装し、筆で塗り分けています。撮影する事を忘れてたのでいきなり完成です。


出来上がり

ケープを使った金属が剥がれた表現方法は、次回制作中のロボットの塗装時に再度チャレンジします。

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今回は塗り分けをブラシ先の絞りだけで塗り分けました。なので少しはみ出してますが、
撮影の照明はフォトラです。カメラは本当はRX1Rが定番になる予定でしたが売ってしまったので、今までと同じPowerShot SX50 HSで撮影しています。全体的にアニメで見られないアングルを確認でき楽しい製作でした。

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