HOME > 日本海軍 赤城(FUJIMI)


今回、製作を再開してからここまでかかった時間はおよそ20時間ほど。
手すりのエッチングパーツの取付けを終わらせ、塗装に入ったあと、甲板に木製シートを貼ってます。

2014年お正月から製作開始!赤城です。

戦艦には全く興味がなかったのですが・・・

最初に驚いたのはちょっと立ち読みしたモデルグラフィックスに掲載されていたアメリカ海軍強襲揚陸艦 USS ワスプ LHD-1(1/350)を見た時です。凄すぎるので思わずその本を買ってしまいました。Amazonでワスプを検索かけたところ、確か当時で18000円ほどの価格で販売されていました。5,000円以上のプラモデルなど買う勇気も無く、それはそれで諦めて買う意欲も終わっていたのですが、またまたオークションで見てしまいました。すごい赤城です。こんな電線どうやって出来たんだろう?この色のリアル具合は凄すぎる!と赤城も知らない状態なのに無性に作ってみたくなりました。その赤城を調べていく内に、最初は3段甲板を無理矢理改造してカタチが変わったとか、最後は対艦ミサイル付けかえに時間がかかり倉庫の爆弾に1発の爆弾が誘爆し沈む事になったとか、その生い立ちがイチイチ強烈なことでやられてしまいました。1/350赤城はプレミアが付いており、またしても15000円以上の価格が付いています。しかしここで間違いに気付きました。この凄すぎる赤城はなんと1/700でした。凄すぎる!1/700!なんじゃあ!これは!

最高の赤城を製作するために・・・

フルハルモデルと胴体がスパッと切ってあるウォーターラインの2種類があり、ウォーターラインが比較的人気だという事を今回の製作にあたり知りました。何で?絶対胴体は全部あった方がいいと思い、まずはフルハルモデルを購入し、丁度出版されていた1/700の艦船の作り方の本を購入し製作に取りかかりました。が、まさか出費が1/350赤城どころではなくなるとは思っていませんでした。

IMG_3601.JPG
IMG_3648.JPG
IMG_3646.JPG

クリックすると拡大します。

ディティールアップパーツ一覧はこちら→kajiruakagi.pngkajiruakagi.png

赤城の資料を求めて

古本屋がこんなに魅力的に思えた期間はありません。

IMG_3623.JPG

1、資料集め

資料によると、艦橋にしばってある袋は敵の攻撃を防ぐ目的で乗組員の寝袋を詰め込んだものみたいです。なるほど。

IMG_3621.JPG

2、資料集め

甲板は木製でデコボコしていたみたいです。なるほど。

IMG_3533.JPG

3、気がつけばこんなに

とにかく分からないことばかりで、気がつくと古本をこんなに仕入れていました。

IMG_3537.JPG

4、なんと艦橋だけで複数の別売り品を仕入なくてはなりません。

1/700の艦船の製作本(テクニックガイド)に乗っていた艦橋の作り方にびっくり!リアルに作るとはこういう事か!

IMG_3539.JPG

5、まずは艦橋を作っていきます。

一番作りたいところは艦橋です。集中力がある内に、じっくり作っていきます。

IMG_3545.JPG

6、操舵室の窓の製作

なんという事でしょう。思った以上に細かい作業です。ピンセットでエッチングパーツを適正角度に折り曲げ瞬間接着剤で固定します。

IMG_3549.JPG

7、一応出来ました!

窓は出来ました。が、もう1つ艦橋があるんです。

91pMQekb3KL._SL1500_.jpg

8、もう1つの艦橋

海魂の改装後艦橋ディテールアップパーツ です。これだけで2千円弱!!

IMG_3554.JPG

9、いいとこ取りのニコイチに

この2つのパーツのいいとこ取りでニコイチで作成する事にしました。

IMG_3577.JPG

10、で、2日かかってゆっくりつくりました。

艦橋は大事だと思いますので時間をかけました。小さいので梯子や手すりの設置は大変です。

IMG_3582.JPG

11、取り合えず完成です。

かなり失敗しながらでしたがなんとか完成。艦船模型ってすごい!

IMG_3625.JPG

12、ディティールアップパーツの紹介

各社から赤城専用や日本海軍汎用パーツ等が出ており、選んでどこまでこだわるかも楽しみのひとつになりました。

IMG_3531.JPG

13、ディティールアップパーツの紹介

かなり失敗しながらでしたがなんとか完成。艦船模型ってすごい!

IMG_3528.JPG

14、こんなにあります!

次から次にこうした方がよいと見つける度にせっかくなので揃えてしまいました。

IMG_3519.JPG

15、艦載機もいくつか買って比べてみました。

艦載機のディティールアップの為に別売りでいくつか売っている様です。

IMG_3524.JPG

16、なんとFUJIMIは赤城付属と同じものでした。

FUJIMIの艦船機は赤城に付属の物と同じでした。ディティールはピットロードの方が造型が細かい為、余計な買い物になりました。写真左はエッチングパーツを取付けた艦載機です。真ん中と左がピットロードです。右がFUJIMIです。

IMG_3633.JPG

17、必殺双眼顕微鏡です。

あまりに小さいコックピットのエッチングはピンセット2本を使い、双眼顕微鏡で確認して製作します。

IMG_3637.JPG

18、ピンセットの上にあるのがコックピット

見て下さい!この小ささ。コックピットは平面のエッチングを折り曲げ図の様に作ります。これをコックピットを削った艦載機に乗っけて接着するのですが、たいへん。肉眼では無理です。

2014-01-07 23.12.40.jpg

19、コックピットを削ってます。

あまりに小さいコックピットですが削らないとエッチングがのっかりません。

2014-01-07 23.08.50.jpg

20、コックピットのっけました。

これがコックピットをのっけたところです。いったい何機つくればいいんでしょうか?資料を見て検証します。

2014-01-07 23.09.50.jpg

21、1機完成です。ちなみに車輪部もエッチングです。

やっと1機完成です。プロペラや車輪もエッチングパーツです。

IMG_3698.JPG

22、本体にもエッチングパーツを

赤城本体にもエッチングパーツをセットします。削らなければ取付けられないところはルーターでガリガリっと削ります。

IMG_3703.JPG

23、ピアノ線でディティールをアップしてます。

ピアノ線を使い、艦橋下の鉄棒を作成してみました。

IMG_3710.JPG

24、手すりを取付けていきます。

手すりをまわりに取付けていきます。

赤城の製作を半年以上ぶりに再開。

先日、永遠のゼロを見ました。リアルな赤城に触発され製作を再開しました。

IMG_4492.JPG

25、手すりの取付け再開です。

引越しをした関係で長らく段ボール詰めから開放しました。エッチングの手すりを追加していきます。

IMG_4493.JPG

26、手すりを取付けていきます。

側面にも手すりのエッチング。

IMG_4496.JPG

27、手すりを取付けていきます。

ひたすらエッチングの取付け。

IMG_4501.JPG

28、船尾の柱のディティールアップ。

船尾の柱は0.5mmの精密ドリルで穴を深くし、真鍮線と余っていた銅板でディティールアップをはかります。

IMG_4510.JPG

29、艦橋を甲板に取付け。

いよいよ甲板に艦橋を取付け、手すりを追加しました。

IMG_4526.JPG

30、甲板のネット部分のエッチング

甲板には落下防止のネットをエッチングパーツで追加していきます。

IMG_4530.JPG

31、アンテナ横向きをエッチングパーツで。

アンテナをエッチングパーツで製作します。またこれが細かい。

IMG_4531.JPG

32、アンテナのエッチングパーツを折り込みます。

アンテナのエッチングパーツは油断すると失敗します。しました。

IMG_4547.JPG

33、これがアンテナです。

アンテナを取付けたところです。かなりリアルになってます。最後には線を貼るので先っぽは強度を考え純正パーツを切って使用しています。エッチングパーツは細すぎて弱そうです。

IMG_4537.JPG

34、アンテナ4本取付け。

アンテナを4本取付け完了。

IMG_4549.JPG

35、いきなり塗装に入ります。

サーフェイサー1300のグレーです。今回は缶スプレーではなくわざわざエアブラシを使用してます。

IMG_4556.JPG

36、全体にサーフェイサーを。

引き続きサーフェーサーの写真。

IMG_4557.JPG

37、乾燥機に入りました。

サイズ的にどうかと思いましたがこの乾燥機大活躍です。乾燥後、再度細部の塗り直しを行います。

IMG_4579.JPG

38、乾燥後。

こんなかんじです。やっと完成をイメージ出来る様になりました。

IMG_4583.JPG

39、いきなりですが塗装後、乾燥です。

船を軍艦色2で塗装し、乾燥を繰り返しました。

IMG_4585.JPG

40、こんな感じです。

軍艦色を全体に塗装しています。

IMG_4589.JPG

41、鑑底色を塗っていきます。

艦底色を塗るためのマスキングです。

IMG_4593.JPG

42、台に固定します。

いい具合に固定できました。

IMG_4595.JPG

43、艦底色の缶スプレーで一気に塗装。

艦底色は缶スプレーがあった為一気に塗装。サーフェイサーが効いてますのでムラなくキレイに塗装出来ました。

IMG_4596.JPG

44、さすが専用色

色つやがさすが専用色といった感じです。最初からつや消しなんだと関心しました。

IMG_4626.JPG

45、こうなったら!追加パーツ発注!

いい感じで仕上がってきましたので、もっとこだわりたくなりました。

IMG_4627.JPG

46、左が付属の物で右が追加のカッターボートです。

買ってはみましたが、比べてみると微妙にディティールが細かい事はわかりますが、もともとのこのキット、最初からディティールがいいみたいです。付属のものとかわりません・・・

IMG_4634.JPG

47、スミ入れ完了

エナメル塗料を使用し汚してます。

IMG_4644.JPG

48、アンテナ線を伸ばしランナーで。

メタル線でアンテナ線を再現しようとしましたが、ヨレてしまいリアルさが逆になくなりそうだったので、伸ばしたランナーを使用します。

IMG_4647.JPG

49、アンテナ線です。

曲がった伸ばしランナーでアンテナ線がちょっと下に垂れ下がっている感じになりました。偶然です。

IMG_4637.JPG

50、いきなりですが旗です。

製作過程を撮影していなかったのでいきなり旗です。メタル線に旗のシールを付けて吊り下げました。艦橋には支柱を付け後ほど線を伸ばしランナーで表現します。

いつかつづく

ディティールアップパーツ一覧はこちら→kajiruakagi.pngkajiruakagi.png