XT-コポリエステル樹脂出力モデル塗装工程
今回も塗装工程は2時間で終わりました。
今回の3Dプリンターでの出力はロークオリティーモードで200ミクロン(0.2mm)で出力してます。大きさは10cm四角です。今回4時間で出力出来ましたが、もしハイクオリティーモードで出力した場合27時間と表示されました。ちなみにハイクオリティーモードは80ミクロン(0.08mm)の積層です。ですので、今回は積層痕がやや目立ち、場所によっては中がスカスカな為に穴が開いている所もありました。このまま塗装するか、ルーターで表面を綺麗にしてから塗装するかで悩みましたが、ガメルを半分ずつに分け、正面向かって左をそのまま、右半分に対してだけルーターで積層痕を消す作業を行いました。その後サーフェイサーで下地塗装してます。ゴジルはサーフェイサーなしで素材の上に直接塗装しました。
出来上がり。
ルーターで処理した半面です。
削る際にはABSと比べ、粘りがある感じで、削ったあとダマがちょっと残る感じです。
パラパラと削れるABSと比べ、削った後の処理が面倒かも知れません。
中性洗剤で歯ブラシを使ってガシガシと磨き塗装に入りましたがまだダマが残ってました。
仕上げをしてない出力そのままの面です。積層痕が見えます。
このロークオリティは0.2mmの積層です。
ちなみにハイクオリティモードは0.08mmの積層になります。
ノーマルクオリティーは0.1mmです。
後日0.1mm(16時間かかって出力)との比較もアップする予定です。
左はルーター処理済み、右はそのままです。
足の出ている位置がおかしいです。今気づきました。甲羅から出てないといけません。
口の中の色はこれはこれでいいです。
デジタルスカルプトで比較的簡単に造形出来ます。
改めてすごいと感じてます。
背面です。形がよくわかりません。
ロークオリティーでもルーターで綺麗に仕上がります。
今回の出力物は大きさが10cmあるため、ハイクオリティーでの出力は時間がかかってもったいないと思い(27時間ほど)、初めてロークオリティーモードで4時間ほどで出力した訳ですが、1/6の時間でそれほど積層痕も目立たず、さすがにUltimaker2だなーと感じました。現在ノーマルクオリティー(16時間ほど)で出力中ですので後日ロークオリティーのモデルと比べてみたいと思います。