RICOH GXR A16 このカメラは風景写真がとても得意です。
写真は最高画質のJPEG吐き出しです。
このカメラはRAW画像とJPEG画像を同時に作成できます。このに掲載した写真は吐き出したままのJPG画像です。パソコン画面で見るとRAW画像が際立ってキレイに見えます。今回は素人がそのまま撮影して何も加工しなくてどこまで撮れるかという部分を見て頂きたかったという思いがあります。
特筆すべきは撮影した写真でわかる透明感。
これほど空気がキレイな写真って凄いと思います。
メーカーHPより抜粋 ⇒ 24mm-85mmの光学3.5倍ズームを搭載。さまざまな視覚の世界を一本でカバーできます。レンズ構成は9群11枚。3枚6面の非球面レンズと高屈折率レンズを採用し、ズーム全域で各種収差を効果的に低減させました。画面のすみずみまで解像力が高く、コントラストも良好です。さらに、9枚で構成した円形絞り羽根により、高精度な絞り制御とボケ味の美しさを実現しました。
GXRはユニットの交換で表現領域を広げる、独創的なカメラシステム
レンズ交換式のカメラが普通ですが、このカメラはレンズと記録素子が一緒になったユニットとして丸ごと交換するのが特徴的です。メリットですが、一番はホコリが入りにくいという事。レンズ交換式はレンズ交換時に内部をさらした状態になり、ホコリが入りやすく、ホコリが入ると撮影した写真にゴミが写る事になります。そうならない様にブロワーでほこりを飛ばしながら交換します。これは一体型なのでほこりが入る余地がないというワケです。さらに、レンズ交換式は様々なレンズが取付けられる事を前提に設計されており、最大効果が出せずにいます。汎用的なシステムなんです。このユニットの場合、レンズと素子等の最適化が図られており、変なフィルターを通さないローパスレスになっており、人工的なノイズを作らず、クリアな写真が撮影出来るというものです。私の場合、SONY αやCANON EOSのAPS-Cサイズのデジイチ(デジタル一眼レフ)を使用してきましたが、SONYなどは輪郭のノイズがいつも気になり、調べてみるとソフトで輪郭に処理をかけ、シャープにみせる処理等を行っている事がわかりました。この機種の場合、特に風景を見て頂いたらわかると思いますが、空のグラデーションに、ほとんどブロックノイズが入っていません。この透明感は、今まで得られなかったものです。もちろん、この思想のカメラは他社メリル等でもありますが、現在このキットセットが4万円前後で売られており、コストパフォーマンス抜群の為、レポートさせて頂きます。
その他機能について : このカメラには動画撮影機能が付いていますがとてもじゃないですが使えません。また、夜間の撮影は苦手です。さらに、土管の様に大きいレンズユニットですので、純正のフラッシュを使うと土管に当たり、撮影物に影が付きます。最低です。このカメラでフラッシュを使用するには別売り品を購入するしかありません。あくまでも風景用としてオススメします。また、マクロ撮影出来ませーん!マクロ撮影にはA12 50mm macro のユニットを使用しています。ちなみにトップ画面のワンピースのキャラクターはそのマクロ撮影です。後日紹介します。