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ColorFabb社のXT-コポリエステル樹はPLAの造形精度とABS以上の強さを合わせ持つカラーファブ社一押しのフィラメントだそうです。(ソリッドヤードさんより)

商品仕様

製品名  ColorFabb社 XT-Copoyester製品
メーカー  Colorfabb社(オランダ)
外寸法  幅207mm × 奥行74mm × 高さ225mm
製品重量  1000g
販売金額(日本正規代理店ソリッドヤード) 7,322円(税込)

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商品内容

〜ソリッドヤードさんホームページより抜粋〜
XTーコポリエステルはColorfabb社がイーストマン社が開発したアンフォラ樹脂をベースに開発した新しいフィラメントです。
XT-コポリエステルの特長はABS樹脂のもつ耐熱性、耐久性に優れ、粘りがあり加工性の良さと、PLA樹脂の持つ強固さと造形精度の良さの二つの強みを併せ持つ特殊なフィラメントです。この樹脂はイーストマン社の Amphora? 3D ポリマーを主成分としており、ABSの強靭性を持ちながらABS樹脂の持つ弱点である熱収縮性は最小限に抑えており、PLAのもつ大きい造形を可能にする利点を併せ持った全く新しい樹脂フィラメントです。
オランダのフィラメントメーカーのColorFabbはこのABS樹脂とPLA樹脂の長所を併せ持つ新しいフィラメントを開発しました。PLAの弱点である熱の弱さをなくし、ABSのような耐久性と粘りを兼ね備えた新しいフィラメント製品となります。

期待したいのは塗装のしやすさです。PLAは塗装の食いつきが非常に悪く出力後に塗装で仕上げる事が困難です。この樹脂が塗装しやすければ、造形したものを綺麗に出力し、最終塗装まで出来るようになります。ABSはまだ出力してませんが、ブルレーさんに聞いたところUltimakerはPLAの方が得意との事でABSには期待してませんでした。これからは純正PLAではなくこれになりそうです。

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特徴と設定について

■プリント時にABS樹脂のような異臭を出すことがありません。
■プリント時に有害な物質を放出しません。
■PLA樹脂よりも融点が高いので、真夏の車の中の高温でも全く変形しない
■各層(レイヤー)の結合性がABS、PLAよりはるかに優れ、表面仕上げが滑らかです。
■PLA樹脂の脆弱性をなくしABS並に非常に耐久性が高く、靱性を持ちます。
■XTーコポリエステルで造形されたものは高い耐薬品性、耐久性を持ちます。
■FDA(米国食品医薬品局)により認証されているので食器などの素材としての使用が可能です。
■フィラメント径 : 2.85mm / 1.75mm (2種類)
■ 高精度 :真円度: +/-0.05mm
■出力温度設定範囲 :240 ℃- 260℃
■密封パッケージ、軽量透明スプール付
スプール穴径:53mm スプ-ル最大径:200mm スプール幅:55mm
■各種3Dプリンタにも使用出来ます。 RepRap互換機 等。

<注意事項>
■ホットエンド温度を240℃〜260℃まで上げることが出来ないプリンタでは使用出来ません。
■ヒートベッドは必要です。設定温度は60℃〜70℃の範囲内で使用してください。

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左から2番目がXTーコポリエステル樹脂です。今のところUltimaker2でABSの設定そのままで出力してますので温度が高すぎる様です。もっと精度は上げることが出来ると思います。